2005年05月18日

『ならずものたち』(5/5)

 イメージフォーラムフェスティバル2005で、『ならずものたち』(2005、ターニャ・デトキナ監督)。
 高等脚本家・監督コースで、アレクセイ・ゲルマンらに学んだという監督の初めての長篇作品。
 短篇でまとまっていたらインパクトがある(かもしれない)映像も、だらだら続くと、単に飽きるだけだったりする。「クマのぬいぐるみに臓物と爆弾を詰め」とか「血まみれのぬいぐるみと心を通わせる」とかいう売り込み文句で、スプラッタなのかと思っていったら、まったくそんなものではなく、臓物はレバーのようなもので血が飛び出るようなこともなく、見せ場のないまま最後まで行ってしまうのであった。ホラーでもなく、バイオレンスでもない。一方、適度に意味やストーリーもある。すべてにおいて中途半端な印象だけが残った。
 「パンクとダダイズムの出会い」という宣伝文句が泣いている。
posted by 井上徹 at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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