高等脚本家・監督コースで、アレクセイ・ゲルマンらに学んだという監督の初めての長篇作品。
短篇でまとまっていたらインパクトがある(かもしれない)映像も、だらだら続くと、単に飽きるだけだったりする。「クマのぬいぐるみに臓物と爆弾を詰め」とか「血まみれのぬいぐるみと心を通わせる」とかいう売り込み文句で、スプラッタなのかと思っていったら、まったくそんなものではなく、臓物はレバーのようなもので血が飛び出るようなこともなく、見せ場のないまま最後まで行ってしまうのであった。ホラーでもなく、バイオレンスでもない。一方、適度に意味やストーリーもある。すべてにおいて中途半端な印象だけが残った。
「パンクとダダイズムの出会い」という宣伝文句が泣いている。
